^u^の備忘録

備忘録 印象深い日々の出来事や、気付き等を記す

本の感想「採用基準」

今月2018年12月〜2019年3月まで、全社横断・社長直下のプロジェクトのチームリーダーにアサインされた。どのように成果を最大化できるか?を考えるため、チームメンバから紹介してもらった下記の本を読んでみた。

採用基準

採用基準

 

 

まず感想としては、読んでよかった。今回のプロジェクトに活かせるポイントが多々あったし、この本を紹介してくれるメンバが同じチームにいることも心強い。早速、週明けに感想を伝えようと思う。

 

具体的に参考にしたいポイントを、後々振り返る用にまとめておく。

 

  • リーダーシップとは

リーダーの定義:成果を達成する人

 ≠ 管理者(マネージャー)

 ≠ 調整者(コーディネーター)

 ≠ 雑用係・世話係

 自分は4つのポジション全てやらなきゃ…と考えがちで、一人で勝手に精神的にも時間的にも気を張ってしまうのだが、リーダーがすべき思考は、成果を達成するためにどうする?である。このポイントは意識しないと忘れてしまうので気をつけよう。

 

  • リーダーがすべき4つのタスク

その1:目標を掲げる

成果目標(ゴール)をわかりやすい言葉で定義し、メンバ全員に共有すること。そのゴールは、コストに勝る魅力を感じられメンバを鼓舞できるゴールであること

その2:先頭を走る

先頭に立つことを厭わず、結果がうまくいかない場合も含めて、そのリスクや責任を引き受ける覚悟があり、トライすること

その3:決める

十分な情報・十分な時間がなくても、決めるべき時に決めること

その4:伝える

「伝わっているはず」という前提をおくのは、怠慢以外の何物でもない。何度も繰り返して、粘り強く同じことを語り続けること

特に意識したいのは「その1:目標を掲げる」と「その4:伝える」。

「その1:目標を掲げる」について。自分の取るべきアクションは

①プロジェクト統括者にプロジェクトの目標ならびにチームに期待することを確認する

②その後メンバに共有し、チームの成果目標をディスカッションする

③目標が鼓舞できるものかも視野に入れて、目標を定義する

という流れなので、早速来週実践する。

 

次に「その4:伝える」について。これは常に課題感を持っているけれど、リーダーの立場だったら尚更気を配らないといけない。何度でも同じことをメンバに語ること。また同じこと言ってるよ、と思われないか?と無意味な気を遣わずに意見を発信する。

 

  • リーダーシップを発揮するために

基本動作1:バリューを出す

全ての動作に何かしらの成果(付加価値)を出すこと

基本動作2:ポジションをとる

「あなたの意見は何か」、「あなたが意思決定者だとしたら、どう決断するのか」と自分の立ち位置をはっきりさせて、意見を明確の述べること

So what?(つまり、あなたの結論は何なの?)」の答えを常に持つこと

基本動作3:自分の仕事のリーダーは自分

自分の仕事に関しては自分がリーダーであり、パートナーやマネジャーを含めた関係者をどう使って成果を最大化するのか、それを考えること

基本動作4:ホワイトボードの前に立つ

議論のリーダーシップをとることを示す。メンバの意見を全体像の中で捉え、論点を整理して議論のポイントを明確にしたり、膠着した議論を前に進めるために視点を転換したりと、議論のリーダーシップをとること

特に意識したいのは、「基本動作3」と「基本動作4」。

「基本動作3」について。メンバ全員が自分よりも10歳以上年上だが、年齢や経験量によって無駄な気遣いをしないよう意識する。メンバやマネジャーにどういう役割を担ってもらい、動いてもらうかをイメージする。

「基本動作4」について。議論スキルは全然ないが、とりあえずホワイトボードの前に立つことは誰でも出来ることなので、絶対に実施する。まずはそこから。

 

このくらいかな?この会社において、年次や役職をすっ飛ばしてリーダーの経験ができるのは貴重な機会なので、フル活用して成長に繋げよう!