Nさんとの出会い
最近アメフトのご縁で就活のお手伝いをしてる。
そのお手伝いの中で、団体運営者のNさんが大学に来てセミナーを開催してくださることになった。今日書くのは、そのNさんが持つパワーに魅了されたというお話。
当日は就活セミナーだけでなく、部活のマネジメントに関する講義もしていただいた。そしてその後はアメフト現役とともに夕飯もごちそうになった。
もともとNさんはアメフト界では超有名な方で、私も存じ上げていたし、お会いできて光栄だなと楽しみだった。また、その人が持つ立場的にとても厳格で厳しい方なんじゃないかなとイメージを持っていた。
でも実際お会いしてビックリした、すごく気さくで、親しみやすい方だったから。そして頭の回転がものすごく速く、非常にエネルギッシュな方だった。
特に印象深く覚えているのは
・問題解決のプロセスの話
(問題定義、理想状態と現状の分析、改善方法の思案)
部活マネジメントの話の中でおっしゃっていたことだけど、部活だけでなく仕事においても言えることだなと感じたので、社会人になってからも自分ノートをつくって記録していこうと思った。
・成功に必要なのは「運」と「愛嬌」
松下幸之助さんの言葉らしい。周りから愛され、協力を引き出す能力が「愛嬌」、困難な状況においても下を向かず、前進する気概が「運」という意味だと思う。私は運と愛嬌に頼りすぎていて、自分の実力が足りない部分が多いから、この2点を大事にしながらも甘えずに日々の生活を送りたいと思った。
・後輩のやる気を引き出す方法
アメフトの後輩の、後輩のモチベ管理に対する答え。
「テストを課す」…テストになるとめっちゃ燃える。テスト内容は単なる用語確認でなく、このシチュエーションでこのチームが相手の時に左の外レシーバーがとるべきルートは?みたいな質の高い問題にすることも重要
「頑張ったやつを表彰する」…盾など用意してがっつりほめることで、次は俺がという気持ちを鼓舞する。ライバル意識を強化する。
「目的・意義・メリットを明確に伝える」…最終目標がどこで、そこに到達するためのこの分野におけるレベル別の要達成基準が何で、それらの基準を達成するために必要な要素はコレコレで…→だから、いまお前はこれをやるべき、と伝える(できれば納得もさせる)。頭ごなしに強制するのは時代遅れ。
後輩のモチベ管理は私もずーーーーと悩んでいたし興味を持っていた部分だから、これはとても参考になった。
テストは取り入れていたし、目的・意義・メリットを明確に伝えるのも、できるだけ後輩たち自身に考えさせる仕組みにしたと思うけど、後輩の意見を聞いてみると「なんであんなに厳しいのか、当時は分かりませんでした」という意見も聞いたことがあるし、頑張ったやつを表彰はあまりできなかったな・・・と反省。
褒めるのが苦手で、面と向かって言えないことが多かった。でも褒められて嫌な気持になる人はその人のことを嫌ってない限りほぼ有り得ないんだから、もっと褒めなきゃいけなかった。
もう部活は引退したけれど、来年度からは社会人として後輩を持つ身になるのでこの教えは大切にしよう。