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636の備忘録

備忘録 印象深い日々の出来事や、気付き等を記す

本の感想「ヤバい統計学」

読書

○概要

10の事例をもとに、統計学の考え方や実社会への活用方法、統計学の課題等を解説してくれている本。

5年前に教養のために統計学のことを知りたいと思い、本のタイトル「ヤバい」に惹かれて面白そうと買ったけれど、読み始めてみると特に「ヤバい」と感じる内容では無く、飽きて途中で読むのをやめてしまっていた本。

引っ越しを機に本を整理している中で久しぶりに目に留まったので、読み返してみた。

 

○感想

5年ぶりに読んでみて、やはり「ヤバい」とは思わなかった。

本の内容は、統計学の簡単な入門書の中のさらに取っ付きやすい部分を抜き出してくれたようなもので、面白くサクサク読みながら統計学とは何たるかを学べる本。

このタイトルって確かにキャッチーだけど、内容とのかい離が大きくてあまり相応しくないのではないかな…原題は「NUMBERS RULE YOUR WORLD」なのだし、原題に沿ったもう少し真面目なタイトルの方がよさそう。例えば「入門 身の回りで役立つ統計学」とか。

 

10の事例はすべて面白くて、日々の会話の中でこういった知識を織り交ぜながら話したいな~と思う。

特にディズニーランドと交通渋滞の事例から知った

「待ち時間を減らすためには、実際の物理的な時間削減だけではなく人が知覚する時間削減も考慮して取り組まなければ、実社会での効果はあげにくい」

という教訓はすごく共感して、例えばエレベーターの待ち時間はたった数十秒なのにイライラしてしまうけど、エレベーターホールに鏡があるだけで、前髪チェック等をしながら待ちを意識しなくなるという工夫にも、この教訓は活用されてるな~と思った。

友達と遊んでいるときやデートしている間に待ち時間が生じたとき、この教訓の話をして、

「じゃあしりとりでもして知覚待ち時間を減らしたら、あっという間だね」

みたいな会話ができればな~なんて思いながら読み進めた。

 

教養のための本としては非常に有用で面白かったのでほかの人にも是非薦めたい。