本の感想「アンネの日記」
○概要
オランダに住むユダヤ人少女アンネが綴った日記。
wwⅡの戦禍をこうむり、ユダヤ人政策のもと家族で身を隠した日々が綴られている。
戦争集結間近に結局アンネたち一家は拘束されてしまい、アンネの父以外は収容所で殺されてしまう。
この本は戦勝終了後、生き残ったアンネの父が娘の遺品を世に発表したものである。
○感想
教養として読んどかないと恥ずかしいかな、と思って手にとった本。ある程度ユダヤ人の歴史や特徴については、事前知識があったので、読み進めながら自分の持っている知識と照合することが多かった。
あくまで日記をそのまま本として出版したものなので、「歴史を学ぶ」という意味では冗長な部分が多いけれど、その冗長さも含めるからこそ、当時の社会情勢や人々の考え方等をリアルに感じられるのだと思う。
教養として読んでおいて正解だった。