読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

636の備忘録

備忘録 印象深い日々の出来事や、気付き等を記す

本の感想「心は孤独な数学者」

読書
・あらすじ
3名の歴史に名を刻む天才数学者たちの半生を作者・藤原正彦目線で描いた作品。
彼らの幼少時代や、数学の道を歩むきっかけ、そして数学者としての栄光、その後の挫折…。

・感想
単純に「天才たちはやっぱり変態だな」と面白可笑しく読み進めることもできるし
彼らが生きた国、文化といった背景に注目してみるのも面白い。
また、登場人物たちの数学者としては一流でも、その他の面では少々問題アリな人柄も愛らしく感じられる。多分この原因は作者の藤原さんが、数学者のことを心から尊敬し、愛しているから、私たちも数学者の至らない面の描写を肯定的に捉えてしまうのだと思う。

・気になったこと
ラマヌジャンの天才ぷり
ラマヌジャンについては、、、どこまでが本当なの?と気になってしょうがない。
彼は独学で数学を学び、どんどん新しい公式を思い付くが、その証明はできなかった、と描かれているけれど
そんな人本当にいるのか?
天才として世間から認知されるためのラマヌジャンのイメージ戦略だったのでは??
と疑ってしまう。
当時のインドは数学者に恵まれない環境であり、そこから脱出し欧米に進出するためにはコネと金が必要で、それらを手に入れるために、より周りに注目される方法として、イメージ戦略を打ったのでは?と。
それとも、凡人の私には想像できないが、天才とはそういうものなのか…
数学者に詳しい方に、ご教示いただきたい。